「青チャートがおすすめと言われて使ってみたけど、途中で挫折してしまった。」
「青チャートで勉強すると時間がかかり過ぎてしまう。」
など、青チャートを使ってはみたものの、苦戦してしまう人はかなり多いと思います。
そこで、今回の記事では青チャートで効率よく勉強する方法や最後までやり切るコツについて紹介します。
私はこの記事で紹介する方法で効率良く青チャートで勉強を進め、医学部に合格することができました。
また、今回の記事で紹介する方法は、青チャートだけでなく、フォーカスゴールドなど、他の網羅系参考書でも効果があります。
ぜひ参考にしてみてください。
青チャートを使う目的
青チャートを使うメインの目的は、基本的な問題の解法パターンを理解して覚えることです。
問題演習のために使うわけではありません。
これから紹介する青チャートの使い方は、解法パターンを理解して覚えることを重視した使い方です。
数学の勉強には、
①計算力をつける
②公式を覚える
③基本的な問題の解法パターンを理解して覚える
④解法パターンの組み合わせ方を身につける
の4つの段階があると考えています。
それぞれの段階のレベル感としては、①の段階は数学を勉強する上で前提となる力で十分な計算力があれば模試で偏差値40~50くらいは出ます。
②の段階がしっかりできれば模試で偏差値50~55くらい、③の段階がしっかりできれば偏差値55~65、④の段階で、偏差値65~、という感じです。
青チャートは基本的なパターンの問題が十分に網羅されているため、この②、③の段階の勉強に適しています。
①の計算力に関しては、小学校の算数、中学校の数学をしっかり勉強していればだいたいの場合は十分な計算力がついています。
計算力をつけるためのおすすめの問題集はまた別の記事で紹介しようと思います。
④は応用問題を解けるようにする段階で、それなりの演習量が必要です。
これに関しては、青チャートのエクササイズをやるよりももっと良い問題集があるので、これは記事の後半で紹介します。
ちなみに、②、③の段階の勉強は青チャートでなくても、黄チャートやフォーカスゴールドなどの他の網羅系の参考書でも適しています。
青チャートのどの問題を解くべきか
青チャートは基本的に例題だけ取り組んでいれば大丈夫です。
全ての例題を理解できるようになるだけで十分に力はつきます。
例題の下にある練習問題は例題がなかなか理解できないときの補助として解くと良いですが、基本的に解く必要はありません。
その他にエクササイズなどの少し難しめな問題もありますが、青チャートに載っている難しめな問題をやるくらいだったら、応用問題を扱っている他の問題集を使った方が応用問題を効率良く勉強できるので、解く必要はあまりありません。時間が余ってたら解いてみても良いと思いますが、優先度は低めです。
とにかく、例題は必ず全て取り組むようにしましょう。
青チャートの回し方の流れ
私が実践していた青チャートの回し方の流れは次のような感じです。
①問題の解説をよく読んで、解答の流れを理解する
②解答の流れを自分の言葉でノートに書く
③これを30分~1時間くらい続ける(3~5題くらいできたらベスト)
④③の段階で取り組んだ問題を解答を見ずに自力で問題を解く
⑤自力で問題を解き終わったら再び解説を見て、解答の流れの理解を深める
⑥ここまでできたら問題に日付と□印を書く
⑦①~⑥を繰り返して進めていく
このような流れになります。
この方法のメリットとしては、難しい問題に時間をかけ過ぎずに済むということがあります。
青チャートのコンパス4、5の問題は正直、初見で解くのはかなり難しいと思います。
そのため、解き方考えるのに時間を使い過ぎて、何も身につかないということが起こってしまいます。
長い時間考えて結局何も分からずに解答を見るのであれば、最初から解法を見てそれを頭に叩き込む法が効率は良いと思います。
青チャートにあるレベルの問題は典型的な問題ばかりなので、考えて解くのではなく、見た瞬間に解法を思いつけるようにしないといけません。
そもそも、数学の問題を考えて解くためには、ある程度解法のパターンを知っていないといけません。
青チャートを勉強している段階では、解法パターンを知らないことがほとんどなため、数学を問題を考えて解くための前提の知識がありません。
そのため、このやり方は、考えて解くというよりも解法パターンを理解して暗記することを重視したやり方になっています。
しかし、解説をしっかり読んだからといって、解答の流れを理解しにくい問題はあると思います。
そういう問題は一旦飛ばして、後で数学のできる友達や先生に教えてもらってから自分でまたこのやり方を実践してみると良いと思います。
青チャートの復習方法
先ほど紹介したやり方だけでは青チャートの内容をしっかりと定着させることはできません。
先ほどのやり方で勉強した問題を定期的に復習する必要があります。
そこで、私が実践していた青チャートの復習方法について紹介します。
青チャートの復習の流れは以下の通りになります。
①解答を見ずに問題文だけ見て、解き方の流れと解法のポイントが1分以内にパッと思いつき、それを自分の言葉で説明できるかどうか確認する(この段階で問題を実際に解く必要はない)
②解説を読み、正しく説明できていたら問題に日付と〇印をつける。できていなかったら日付と×印をつける。
③①、②を繰り返す
④〇印が連続で2回付いた問題は理解できたとして終了してよい。
⑤×印が2回連続で付いた問題は前の項で紹介した方法からやり直す。
⑥このやり方を全ての問題に2回連続で〇印が付くまで繰り返す。
この復習方法も、解法パターンを頭に叩き込むことを重視しています。
解法を自分の言葉で説明できるほど理解できているかどうかを確認することが目的であるため、復習にはあまり時間がかからないと思います。
復習するタイミングは、その問題に初めて取り組んでから数日後、1週間後などだったり、定期テスト、模試の前など試験の前などでも構いません。
自分の復習しやすいタイミングで復習してください。とにかく何回も復習できるようにすることが最も大事です。
復習してる段階で分からないところがあれば、数学のできる友達や先生に必ず聞きに行くようにしましょう。
青チャートを最後までやり切るコツ
青チャートは問題数がかなり多く、途中で挫折しやすい参考書です。
しかし、最後までやり切ることができれば数学の成績は大きく向上します。
そこで、この項では青チャートを最後までやり切るコツを3つ紹介します。
青チャートをやり切るコツは以下の通りになります。
- 毎日最低でも2題解くと決める
- 日常の中に青チャートに取り組む時間をつくる
- 青チャートに取り組めたら、カレンダーに印をつける
毎日最低でも2題解くと決める
青チャートをやり切るためには青チャートに取り組むことを習慣化する必要があります。
そのために、青チャートに取り組むことに対するハードルをできるだけ低く下げると良いです。
そこで、できるだけ毎日の目標のハードルをさげてみましょう。
例えば、毎日最低でも例題を2題解くと決めると良いと思います。
これが1題でもいいですし、3題、4題と多くなってもかまいません。
自分が100%達成できそうな毎日の目標を設定してそれを守るようにしましょう。
日常の中に青チャートに取り組む時間をつくる
青チャートに取り組むことを習慣化するために、日常の中に青チャートに取り組む時間をつくると良いです。
例えば、学校から帰ってきた後、お風呂に入った後、ご飯を食べた後、起床後などです。
できれば、毎日必ずする行動の後に青チャートに取り組むようにすると習慣化しやすいと思います。
青チャートに取り組めたら、カレンダーに印をつける
習慣化するには目で見える記録をつけると良いです。
そこで、日々の青チャートの取り組み状況を簡単にはっきりと可視化できるおすすめの方法が、カレンダーに印をつけることです。
こうすることで、どの日にしっかり取り組めて、どの日にできなかったのかがはっきり分かります。
とても簡単にできる方法なのでぜひ試してみてください。
他にも別の記事で毎日勉強を続けるコツについて紹介しているので、そちらも併せて読んでみてください。

青チャートの次に取り組むと良い問題集
青チャートの次に取り組むと良いおすすめの問題集は、「1対1対応の演習」です。
青チャートとレベルが被っているところがけっこうありますが、青チャートで身につけた解法パターンを使って問題演習をする上でちょうど良いレベル感となっているのでおすすめです。
Ⅰ・A↓


Ⅱ・B↓


Ⅲ・C↓


終わりに
今回は私が実践していた青チャートの使い方について紹介しました。
青チャートを最後までやり切るのはとても大変ですが、しっかりと青チャートの内容を定着させることができれば数学の力はかなり伸びます。
青チャートの使い方で悩んでいたり、苦戦している人はこの記事の内容を参考にしてみてください。



また、こちらの記事では、私が使っていた数学の参考書ルートについて紹介しているので、こちらも併せて読んでみてください。


コメント