「化学はどの参考書を使って勉強するといいの?」
「おすすめの化学の参考書を知りたい」
このように思っている人も多いと思います。
そこで今回は宅浪で医学部に合格できた私が実際に使っていた化学の参考書を紹介します。
今回紹介する参考書はどれもしっかり使って勉強すれば必ず成績を伸ばすことができる良書ばかりなので、気になるものがあればぜひ使ってみてください。
私が実際に使っていた化学の参考書ルート
私が実際に使っていた化学の参考書ルートは以下の通りになります。
鎌田の理論化学、有機化学の講義+福間の無機化学の講義→セミナー化学→重問→化学の新演習
それぞれの参考書の目的はこんな感じになります。
- 鎌田の理論化学、有機化学の講義+福間の無機化学の講義→基本の理解
- セミナー化学→基本~標準問題の演習
- 重要問題集→標準~応用問題の演習
- 化学の新演習→応用問題の演習
それぞれの参考書を終えたあとの到達レベルの目安としては、
- 鎌田の理論化学、有機化学の講義+福間の無機化学の講義→偏差値55前後
- セミナー化学→偏差値60~65
- 重要問題集→偏差値65~70
- 化学の新演習→偏差値70~
くらいになるかなと思います。
もちろん、これはあくまで目安なので参考書を終えたあとの到達レベルには個人差があると思います。
重問を終えた段階で偏差値70に到達する人もいれば、セミナー化学を終えても偏差値が60に到達しない人もいるかもしれません。
ここからはそれぞれの参考書について一つずつ順番に解説していきます。
鎌田の理論化学、有機化学の講義+福間の無機化学の講義
これらの参考書は主に基本の理解を目的として使っていました。
学校の授業や教科書が分かりづらいと感じる人はこの参考書を使ってみることをおすすめします。
重要なところが分かりやすく解説されていますし、化学を勉強していてつまずきやすいポイントも丁寧に解説されています。
載っている問題も、重要なポイントが理解できているかどうかをちゃんと確かめることができるものになっていて勉強もしやすいです。
また、別冊の資料に、公式や覚えておくべき重要事項がコンパクトにまとめられていて、試験前の復習に役立ちます。
化学を勉強する最初の一歩としてこの参考書はとてもおすすめです。
しかし、この参考書だけでは演習量が不足してしまうため、この参考書で勉強した後は、これから紹介する問題集を使って演習量を確保していきましょう。



化学が本当に苦手な人にとってはこの参考書が少し難しいと感じる場合もあると思います。
そのような人には、「橋爪のゼロから劇的にわかる」シリーズもおすすめです。
こっちの方が「鎌田の理論化学、有機化学の講義」と「福間の無機化学の講義」よりも少し易しめの内容になっています。
「橋爪のゼロから劇的にわかる」シリーズを使って勉強しても、次に紹介する「セミナー化学」の問題演習をするのに十分な実力はつきます。
化学に自信のない方はこちらもおすすめです。


セミナー化学
セミナー化学は主に基本~標準問題の演習を目的として使っていました。
セミナー化学は基本事項を確認する問題から少し難しめな問題まで、幅広い難易度の問題を扱っています。
そのため、「鎌田の理論化学、有機化学の講義」や「福間の無機化学の講義」などを使って基本事項の理解をした後にやる最初の問題集としてかなりおすすめです。
問題数もかなりあるので、十分な演習量も確保できます。
載っている問題を全部やるとかなり時間がかかるので、基本問題と発展問題に絞ってやるといいと思います。
基本問題と発展問題だけでもかなり力はつきます。
基本問題と発展問題をやった上で時間的に余裕があれば、各章末にある実践問題や総合問題も取り組むと良いと思います。

重要問題集
重要問題集は主に、標準~応用問題の演習を目的として使っていました。
重要問題集はセミナー化学と比較すると、難しめな問題の割合が多くなっていて、セミナー化学の発展問題くらいのレベルの問題からそれよりも難しめな問題が多くあります。
問題数も多いため、この1冊で十分な演習量を確保できます。
重要問題集までしっかりやり切ることができれば、だいたいの大学の過去問は解けるようになると思いますし、模試でも偏差値70近くは出せるようになります。
セミナー化学などを終えて、応用問題を解けるようになりたいという人におすすめの問題集です。

化学の新演習
化学の新演習は主に応用問題の演習を目的として使っていました。
この問題集は重要問題集と同じくらいのレベルの問題からそれよりもかなり難しめな問題まで載っています。
★印の数によって問題の難易度が分けられていて、★、★★の問題は1周目でもなんとか解ける問題は多いですが、★★★の問題はかなり難しいです。
この問題集でしっかり勉強できれば、大学入試の化学の勉強はばっちりです。
化学を得意分野にしたい、得点源にしたいという人にかなりおすすめです。
でも実際は、この問題集は問題の数がかなり多いので完璧に仕上げるにはかなり時間がかかると思います。
重要問題集までやって、演習量が足りないと感じた分野から始めることをおすすめします。

おまけ:化学の新研究
化学を勉強していると、「なにこれ?」と疑問に思うことが時々出てくると思います。
そうした時に活躍するのが、「化学の新研究」です。
これはけっこう分厚い参考書で、教科書の内容をさらに深く解説しています。
全部覚える必要はもちろんありませんが、化学を勉強している時に出てくる疑問を解消するのに役立ちます。
化学の勉強をしている時に横に置いて、分からないところがあったら「化学の新研究」を使って調べる、というように辞書のように使うと良いです。
あとは、シンプルに読み物としても面白いので、化学が好きな人は読書感覚で読んでみても良いと思います。
難関大を目指す人は買っておいて損はない、というよりも持っていた方が良い1冊です。

取り組む理想的な時期
取り組む理想的な時期としては、
- 鎌田の理論化学、有機化学の講義+福間の無機化学の講義
- セミナー化学
→高2まで
- 重要問題集
- 化学の新演習
→高3から
です。
セミナー化学までを高2までに終わらせて、高3から重要問題集、化学の新演習で問題演習をできる状態だと理想的です。
しかし、高校によっては有機化学の授業が高3の冬まで終わらないところもあると思います。
そのような人は1分野ごとに進めるのもおすすめです。
例えば、
鎌田の理論化学の講義→セミナー化学(理論化学のみ)→重要問題集(理論化学のみ)
→福間の無機化学の講義→セミナー化学(無機化学のみ)→重要問題集(無機化学のみ)
→・・・
というような感じです。
自分のやりやすい方法で取り組んでみてください。
終わりに
今回は私が医学部に合格するまでに使っていた化学の参考書ルートについて紹介しました。
しっかり勉強すればどれも成果が出るものばかりなので、気になるものがあればぜひ使ってみてください。
別の記事では他の教科の参考書ルートについても紹介しているので、そちらも併せて読んでみてください。



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