「物理の参考書はどれを使えばいいか分からない」
「おすすめの物理の参考書を知りたい」
このように思っている人は多いと思います。
そこで今回は宅浪で医学部に合格することができた私が使っていた物理の参考書ルートを紹介したいと思います。
今回紹介する参考書はどれも良書ばかりなので、気になるものがあればぜひ使ってみてください。
私が実際に使っていた物理の参考書ルート
私が実際に使っていた物理の参考書ルートは以下の通りになります。
物理のエッセンス→良問の風→重問→名問の森
それぞれの参考書の目的はこんな感じです。
- 物理のエッセンス→基本の理解
- 良問の風→基本~標準問題の演習
- 重要問題集→標準~応用問題の演習
- 名問の森→応用問題の演習
それぞれの参考書を終えたあとの到達レベルの目安としては、
- 物理のエッセンス→偏差値55前後
- 良問の風→偏差値60前後
- 重要問題集→偏差値65~70
- 名問の森→偏差値70~
くらいになるかなと思います。
もちろん、これはあくまで目安なので人によっては物理のエッセンスを終えた段階で偏差値60以上を出せることもあると思いますし、重問を終えて偏差値70以上を出す人もいると思います。
ここからはそれぞれの参考書について一つずつ順番に解説していきます。
物理のエッセンス
物理のエッセンスは主に基本の理解を目的として使っていました。
物理のエッセンスは最初に取り組むものとしては少しレベルが高めだと思います。
しかし、その分基本事項の説明もしっかりしていて、この参考書の内容をちゃんと理解できればかなり物理の成績は上がると思います。
この基本事項の説明がかなり良くて、難しい問題にも通用するような内容となっています。
取り組み始めはかなり難しく感じると思いますが、時間をかけてゆっくり進めると良いと思います。
1周目で全部理解するのは難しいと思うので何周もすることをおすすめします。
物理の勉強はこの基本事項を理解する段階が最もきつく感じると思います。
しかし、この基本事項の理解の段階でどれだけ粘り強く勉強できるかが、物理の成績の伸びに大きく影響してきます。
物理のエッセンスでしっかり勉強できれば、物理を勉強していく土台がちゃんと固まっていくので、問題演習を重ねていけば成績は必ず伸びます。
物理のエッセンスは基本事項の理解に重点を置いたものとなっているため、問題数はあまり多くありません。
そのため、物理のエッセンスを勉強しただけでは物理の力は伸びても試験で得点を取る力は伸びにくいです。
この参考書を勉強した後はこれから紹介する問題集でしっかり演習を重ねていきましょう。
ちなみに、物理のエッセンスは2冊あります。
先ほども書きましたが、物理のエッセンスは少し難しめな内容となっているため、自分に合うかどうかはまず1冊買って少し使ってみて判断するといいと思います。
もし1冊買っていいなと思ったらもう1冊買うといいと思います。


良問の風
物理のエッセンスを終えたら、まず良問の風をやることをおすすめします。
この問題集はシンプルな問題が多く、計算量もそこまで多くないため、比較的取り組みやすいと思います。
問題の難易度も、物理のエッセンスでしっかりと勉強していれば簡単だと感じる問題も多いです。
そのため、物理のエッセンスで勉強した内容をさらに定着させるのにも適しています。
また、物理のエッセンスと良問の風は同じ著者のため、解説に載ってある解法も物理のエッセンスを勉強していれば理解しやすいと思います。
良問の風までしっかり勉強すれば、基本問題から標準問題まではだいたい解けるようになると思います。
この問題集は、良い問題が多く、問題の難易度も丁度良い上に問題数は割と絞られているため、取り組みやすくておすすめです。

重要問題集
良問の風の次にやる問題集として、重要問題集はかなりおすすめです。
この問題集は易しめの問題から難しめの問題まで幅広く扱っています。
問題数も多いため、十分な演習量も確保できます。
A問題とB問題がありますが、良問の風を終えていれば、A問題はある程度解けると思いますが、B問題は解けない問題がけっこう多いと思います。
B問題はかなり難しいと思うので、まずはA問題を完璧に解けるようにすることを目指しましょう。
B問題まで完璧に解けるようになれば、だいたいの大学の過去問は解けるようになると思います。
ただ、重要問題集は物理のエッセンスと良問の風と著者が違うため、解説に載っている解法が少し違う場合があると思うのでそこは注意が必要です。

名問の森
重要問題集までしっかりやれば十分な力がつきますが、もっと物理の力を伸ばしたい、物理を得点源にしたいという人には名問の森までやることをおすすめします。
この問題集は重要問題集と比べて易しめの問題をより少なくして、難しめの問題を多めにしている感じです。
そのため、応用問題の演習にすごく適しています。
また、この問題集は物理のエッセンスと良問の風と同じ著者のため、この2つを勉強した人にとっては解説も理解しやすいかなと思います。
この問題集に載っている問題は、まさに名問と言ってもいいほど良い問題が多いのでおすすめです。


取り組む理想的な時期
あくまで目安ですが、
物理のエッセンス、良問の風→高2まで
重要問題集、名問の森→高3から
こんな感じになると思います。
物理のエッセンスと良問の風を高2までに終わらせて、高3からは重要問題集、名問の森をひたすら演習できるような状態であれば比較的良いペースだと思います。
また、1冊ごとに進めるのではなく、1分野ごとにやっていくやり方もおすすめです。
例えば、
物理のエッセンス(力学)→良問の風(力学)→重要問題集(力学)
→物理のエッセンス(熱)→良問の風(熱)→重要問題集(熱)
→物理のエッセンス(波)→良問の風(波)→重要問題集(波)
→・・・
という感じです。
※()内は分野
自分のやりやすい方法で進めてみてください。
終わりに
今回は私が使っていた物理の参考書ルートについて紹介しました。
実際に使ってみてどれも良いものばかりで、今回紹介したものでしっかり勉強すれば必ず成績は伸びます。
気になったものがあればぜひ使ってみてください。
他の記事では、別の教科の参考書ルートについても紹介しているので、興味があればそちらも併せて読んでみてください。


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