宅浪で医学部に合格した私が考える、宅浪に向いている人、宅浪を勧めたい人の特徴

浪人

 宅浪をしようか考えているけど、宅浪に向いている人ってどんな人なのかな?

など、宅浪をしようか迷っているけど、どんな人が宅浪に向いているか分からない人もいると思います。

そこで、今回の記事では、宅浪をしようか考えている人、どんな人が宅浪に向いているのか知りたいという人に向けて、私が考える宅浪に向いている人の特徴や、宅浪を勧めたい人の特徴について書いていきたいと思います。

宅浪に向いている人、宅浪を勧めたい人の特徴

私が考える宅浪に向いている人、宅浪を勧めたい人の特徴は、

・自分なりの勉強方法を確立している人

・勉強の基準を高く持ち続けることができる人

・時間を上手く使える人

・自己管理能力が高い人

・1人でいる時間が好きな人

・自分なりのストレス発散方法がある人

・メンタルが安定している人、メンタルを安定させやすい人

・受験勉強を自分で最初から考えて進めて、必要に応じて改善していくことができる人

・予備校に行くお金はないけど、どうしても行きたい大学がある人

この9個です。

 以下、順番に解説していきます。

自分なりの勉強方法を確立している人

 自分なりの勉強方法を確立している人は宅浪に向いていると思います。

宅浪は自分で勉強する時間が多いため、自分にあった効率の良い勉強の仕方を身につけていると、かなり効率よく勉強を進めていくことができます。

また、宅浪をしていると、勉強について相談できる相手がほとんどいませんが、自分の勉強方法を確立していることで、迷いなく勉強を進めていくことができると思います。

勉強の基準を高く持ち続けることができる人

 ここで言う勉強の基準とは、勉強に対する意識の高さや自分が求める勉強の質の高さを指します。

 宅浪をしている時は、自分自身の力で勉強を進めていかなければいけない時間がかなり長いです。

そのため、自分が持っている勉強の基準が低いと勉強の質も当然落ちてしまい、どんなに勉強しても成績が上がらないということになりかねません。

逆に、勉強の基準を高く持ち続けることができれば、質の高い勉強を継続することができ、成績をどんどん上げていくことも可能になります。

時間を上手く使える人

 宅浪をしていると自分で自由に使える時間がたくさんあります。

そのため、その自由に使える時間をどのように使うことができるかによって、どれくらい成績を伸ばせるのかが決まってくると思います。

自由に使える時間を、勉強や勉強の効率を上げるための活動(運動、仮眠、勉強方法について調べるなど)など有効に使うことができる人は宅浪でも十分に成績を伸ばすことが可能だと思います。

しかし、その自由に使える時間を受験の役に立たないことに使って、時間を無駄にしてしまう人は成績を伸ばすことはできないでしょう。

自由に使える時間が多い分、時間を有効に使うことができるほど、宅浪で成功できる可能性は大きくなっていくと思います。

自己管理能力が高い人

 自己管理能力が高い人は宅浪に向いています。

なぜなら、宅浪は勉強の計画、勉強の仕方、勉強の進み具合、勉強のモチベーション、時間の使い方など、自分で管理しなければならないことがたくさんあるからです。

それに加えて、宅浪をしていると、家にいる時間が長くなるため、他からの強制力が働きにくく、勉強をサボりやすいです。

そのため、自己管理能力が低い人にとっては、宅浪をしても質の高い勉強を長い期間継続することは難しいと思います。

逆に、自己管理能力の高い人は、自分のことをしっかりと律してやるべきことに集中でき、質の高い勉強を継続できるため、宅浪しても成績を伸ばすことができると思います。

1人でいる時間が好きな人

 宅浪をしていると、人との関わりがほとんどないため、1人でいる時間が多くなります。

1人でいる時間が好きな人にとっては、宅浪をしても人との関わりがないことをあまり苦に感じないと思います。

むしろ、1人でいる時間が長いため、宅浪をした方が自分のポテンシャルを発揮できる可能性もあると思います。

私自身も1人でいる時間が好きで、1人でいる時の方がリラックスできたりするので、予備校に行くよりも宅浪して勉強した方が自分にあっていたのかなと、実際に宅浪をしていて感じました。

しかし、人と関わるのが好きな人や、1人でいると寂しさを感じやすいという人はあまり宅浪に向いていないと思います。

自分なりのストレス発散方法がある人

 宅浪をしていると、どうしてもストレスが溜まりやすいため、自分なりのストレスの発散方法をたくさん持っている人ほど宅浪に向いていると思います。

宅浪をしているとストレスが溜まりやすいですが、自由に使える時間もたくさんある分、いろいろな方法でストレスを発散することができます。

そのため、ストレス発散方法のバリエーションが多い人は宅浪をしていても割と充実した生活を送ることができると思います。

メンタルが安定している人、メンタルを安定させやすい人

 宅浪をしていると、受験について頼れる人が身近にいないことが多いため、どうしても受験に対する不安を感じやすくなると思います。

他にも、人との関わりが少なかったり、家にいる時間が長くなってしまったりなど、メンタルが不安定になりやすい要因もたくさんあります。

また、宅浪をしていると、サボりやすい環境が身近にあるため、勉強をサボってしまいやすく、勉強をサボってしまった時に自己嫌悪に陥ってしまうこともあります。

そのため、日頃からポジティブな思考を持っていたりなど、メンタルが安定している人でないと宅浪をするのは正直厳しいかもしれません。

受験勉強を最初から自分で考えて進めて、必要に応じて改善していくことができる人

 宅浪するならば、ほぼ独学で受験勉強を進めていくことになります。

それに、いつ、何をどのように勉強し、いつまでにどの勉強を終わらせるというように、受験勉強の計画を最初から自分で考えて立てて進めていく必要があります。

無計画で受験勉強を進めていくのはあまり効果的とは言えません。

そのため、自分で受験勉強の計画を立てて勉強することができなければ、宅浪で成功するのは難しいと思います。

 さらに、受験勉強の計画は、必要に応じて改善していかなければなりません。

なぜなら、完璧な受験勉強の計画を立てることは不可能だからです。

受験勉強を始める時に立てた勉強計画を、受験勉強を進めながら改善していくことで、より効果的に受験勉強を進めることができます。

そのため、受験勉強の計画を改善しながら勉強していくことができれば、宅浪で成功する可能性はさらに高まると思います。

予備校に行くお金はないけど、どうしても行きたい大学がある人

 これは、宅浪に向いている人というよりは私が宅浪を勧めたい人の特徴です。

何としてでも行きたい大学があるけど、予備校に行くお金がないから浪人せずに諦めて別の大学に進学するという人は意外といるのではないでしょうか。

そんな人にこそ、私は宅浪をすることを選択肢に入れてほしいです。

宅浪は確かに厳しくて、険しい選択肢かもしれませんが、宅浪でもその人の努力と工夫次第では全然成功することは可能です。

だからこそ、本当に後悔しないためにも、どうしても行きたい大学があるけど、予備校に行くお金がないという人には宅浪することも検討してみてほしいです。

まとめ

 今回の記事では、私が考える宅浪に向いている人の特徴や、宅浪を勧めたい人の特徴について書きました。

今回紹介した特徴は、宅浪に向いている人の特徴だけでなく、受験で成功しやすい人の特徴にもあてはまるところはあると思います。

もし、今回紹介した特徴に当てはまらなくても、今回の記事を読んで、自分の中で変えられると思ったところは変えていくと良いと思います。

今回の記事が少しでも多くの人の参考になるとうれしいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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