この記事を書いている頃には大学入試の合格発表が終わり、多くの人は進路が決まってきていると思います。
中には、受験に失敗し、浪人を決意する人もいると思います。
この記事を書いている私も、一度大学受験に失敗し、浪人を決意しました。
そこで今回の記事では、浪人を決意する人に向けて、来年こそは合格を掴み取るために浪人が決まったらまずやるべきことを私の体験談をもとに書いていきたいと思います。
前提:最後まで諦めずに勉強する
まず、浪人する前は受験が終わるまで最後まで諦めずに勉強しましょう。
合格する可能性が低いと分かっていても絶対に最後まで勉強をやり切るべきです。
最後まで頑張り切るのはかなりきついことだと思います。
ですが、浪人する前に最後まで諦めずに頑張ることができない人が浪人して頑張ることができるでしょうか。
私はできないと思います。
目の前の勝負から逃げてしまう人が、その次の勝負から逃げずに正面から立ち向かって戦うことはきっと難しいと思います。
逆に、目の前の勝負から逃げずに戦えた人は、その次の勝負も逃げずに正面から立ち向かって戦うことができるでしょう。
だからこそ、浪人する前は、合格する可能性が低いと分かっていても最後まで諦めずに勉強するべきです。
その努力はきっと浪人してから結果に結びつくはずです。
もし、最後まで頑張り切れずに浪人してしまった人は、最後まで頑張り切れなかった自分がいるという事実を受け入れて、「本気で変わらなければいけない」という覚悟を持ちましょう。
浪人が決まったらまずやるべきこと
ここから本題に入っていきたいと思います。
浪人が決まった後は、一度受験が終わったという解放感で勉強から離れてしまう人は意外と多いと思います。
しかし、浪人が決まった時点で次の受験は始まっています。
次の受験で勝つためにはなるべく早くスタートを切った方が良いです。
そこで、良いスタートを切るために私がやった方が良いと思うことについて書いていきたいと思います。
合格できなかった原因を分析する
志望した大学に不合格になってしまい、浪人が決まったら、まずはなぜ合格できなかったのか、原因を分析しましょう。
不合格になってしまった原因はいろいろあると思います。
例えば、本番で緊張して実力を出し切れなかった、数学が苦手なせいで落ちてしまった、受験勉強を始めるのが遅かった、勉強のモチベーションを維持できなかった、受験勉強の途中でメンタルが不調になってしまった、受験勉強を始めるのが遅かった、勉強法が良くなかった、など。
このように、なるべく様々な観点から不合格になってしまった原因をなるべく具体的に分析しましょう。
そして、不合格になってしまった原因を分析したら、次に同じ原因で失敗しないように対策を考えましょう。
こうすることで、不合格になってしまった経験を次の受験に十分に活かすことができます。
逆に、これをしないと同じ失敗を繰り返してしまう可能性が高くなります。
第1志望校をはっきりさせる
浪人が決まったら、もう一度第1志望校をはっきりさせると良いと思います。
この時、浪人した時点の成績にとらわれず、とにかく自分が本気で行きたいと思える大学を第1志望校にするとよいと思います。
そうした方がもう1年間本気で勉強を頑張ることができます。
志望校に行きたいという強い気持ちが、つらい浪人の時期を支えてくれます。
それに、第1志望校がはっきりしていることで、勉強の計画が立てやすくなり、迷いなく勉強を進めることができます。
だからこそ、もう一度志望校についてしっかり考え直して、第1志望校をはっきりさせた方がよいです。
どの予備校に行くか決める
浪人が決まったらどこの予備校に行くかも決めるべきです。
まず、どの予備校に行くのか。
河合塾、駿台、東進、など、いろいろ選択肢はあると思います。
また、どこの校舎に通うのか。
地元の校舎に通うのか、それとも地元から離れた校舎、例えば東京まで行って通うのか。
それとも予備校に通わずに宅浪をするのか。
いろいろ選択肢はあると思います。
こういうことは親に任せず、自分でしっかりと調べましょう。
調べてもなかなか決められない時は親や学校の先生、友達、先輩など、信頼できる人に相談すると良いと思います。
ただ、最後は自分で判断して決めると良いです。
その方が後悔はしないと思います。
1年間の勉強の計画をざっくりと立てる
第1志望校を決めたら、勉強の計画を立てられると思うので、1年間の勉強の計画をざっくりで良いので立てましょう。
具体的には、基礎をどれくらいの時期までに身に着けるのか、応用問題の対策をいつから始めるのか、共通テストの対策をいつから始めるのか、などといったことを決めると良いです。
できれば教科ごとに決められるとさらに良いです。
また、どの参考書や問題集を使うか決められると、この時点ではもう十分だと思います。
この時点では、完璧な計画を立てる必要はないです。
受験勉強を進めていく中で、計画は少しずつ改善していけば良いので、この時点ではざっくりとしたもので大丈夫です。
勉強法を学ぶ
浪人が決まったら、勉強法を学ぶのも良いと思います。
本やインターネットを利用して、いろいろな人が効率の良い勉強法を紹介しているので、そういうのを見てみるのも良いと思います。
勉強法を学んだら、実際に試してみて、自分に合うと感じたものをどんどん取り入れていきましょう。
取り入れる時は、そのまま取り入れるのではなく、自分に合うようにアレンジするとさらに効果的になります。
あとは、おすすめの参考書や問題集などについても調べると良いと思います。
3月中も勉強する
浪人すると決まった後、3月中はあまり勉強しない人は多いと思いますが、3月に勉強するかしないかでかなり変わると私は思っています。
3月に勉強をしなくなると、成績が下がってしまいます。
そのため、4月、5月はその下がった分の成績を取り戻すのに時間を使ってしまうということになりかねません。
私も浪人が決まった時、3月はあまり勉強していなかったので、成績が少し落ちてしまった感じがしました。
3月に勉強する人としない人ではかなり差がつくと思うので、3月中も勉強しましょう。
特に、英語と数学は優先して勉強した方が良いと思います。
後は、基礎の確認、復習も優先的にやった方が良いです。
最後までやり切る覚悟を決める
これが一番大事なことだと思います。
浪人が決まったら最後まで頑張るという覚悟を決めましょう。
浪人はとてもつらい時期になります。
浪人している時は、浪人が一生続くんじゃないか、自分は本当に大学に行けるのか、など、楽しい将来が全く想像できず、ずっと不安に思っていました。
頑張って勉強しているのに、思い描いた成績を取ることができず、打ちのめされることもたくさんあります。
とにかく、浪人をしているとつらいことがたくさんあります。
だからこそ、合格するためには、つらいことを乗り越えて最後まで頑張り切るという覚悟が必要です。
悔いのない受験をするためにも、浪人が決まったなら、最後までやり切るという覚悟を決めましょう。
まとめ
今回の記事では、浪人が決まったらまずやるべきことについて、私の経験談をもとにして書いてみました。
浪人をしている時期は本当につらいと思いますが、それを乗り越えた先にはきっと楽しい事がたくさん待ってるはずです。
少しでも多くの浪人している人が、自分の納得のできる結果を出せるように応援しています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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