皆さんは、勉強をしていてこんな経験はないでしょうか。
「今日は頑張って勉強するって決めたのに結局あまり集中できなかった」
「今日は長い時間勉強したはずなのに勉強が全然進まなかった」
それはもしかしたら勉強効率の悪い時間の使い方をしていたからかもしれません。
そこで、今回の記事では、私がいろんな本を読んだり、インターネットで調べたりしてたどり着いた私が考える勉強効率の高い1日のルーティンを紹介したいと思います。
実際に、私はこの1日のルーティンを宅浪時代に実践していたことで、成績を大きく伸ばすことができました。
このルーティンは宅浪している人以外でも、参考になる部分は多いと思うので、参考にできる部分は参考にしてみてください。
私の宅浪時代の1日のスケジュール
7:00 起床
みじたく・朝食
8:00
前日の勉強の復習
8:30
散歩or移動
9:00
勉強①
14:00
昼食、昼寝
14:30
勉強②
17:00
運動
17:30
勉強③
※朝に図書館などで勉強するために移動していた場合は、図書館の自習室が19時に閉まるので、19時に勉強を切り上げて家に帰っていました。
19:30
夕食
20:00
自由時間or勉強
20:30
風呂、ストレッチ
21:15
勉強④
22:00
寝る準備、1日の勉強の復習
23:00 就寝
勉強効率を上げるポイント
ここから先は、このルーティンの中にある勉強効率を上げるポイントを解説していきたいと思います。
ポイント①朝食をしっかりとる
朝食はしっかりとることをおすすめします。朝食をとることで最も集中力の高い午前中の勉強が捗ります。逆に、忙しいからといって朝食をとらないと、1日中集中力を保つことができません。朝食を食べる時間を確保するためにも、早く起きることをおすすめします。
入試本番の日も朝早く起きて朝食を食べると思います。そのため、入試本番で自分の力を出し切れるようにするためにも、普段から朝早く起きて朝食を食べるようにしましょう。
ただ、食べ過ぎると眠くなってしまうかもしれないので、食べ過ぎには注意しましょう。
ポイント②1日の最初の勉強は、前日の勉強の復習をする
1日の最初の勉強は、ハードルが低く手をつけやすい勉強がよいと思います。なぜなら、一度勉強を始めてしまえば、その勢いで1日中勉強をしやすくなるからです。
そこで、1日の最初の勉強に、前日の勉強の復習をすることをおすすめします。これをすることで、勉強の定着率が上がります。
ちなみに、先ほど紹介した私の1日のルーティンでは、勉強したことは、その日の夜と、次の日の朝に復習するようにしています。これは、復習する時間をつくることで、勉強したことを確実に身に着けることが目的です。
ポイント③朝に散歩する
朝に散歩することは、気分が良くなる、集中力が高まる、脳の疲労が回復する、脳が活性化する、精神が安定するなど、受験生にとってうれしいメリットがたくさんあります。
また、受験生はどうしても運動不足になりがちなので、、朝に外に出て、日光を浴びながら散歩することをおすすめします。
私は宅浪していた時は毎朝必ず散歩したり、図書館にいったりして日光を浴びるようにしていました。
ポイント④勉強する時間帯によって勉強する内容を変える
私は、勉強する時間帯によって、勉強する内容を変えていました。
午前中は1日の中で一番集中力が高い時間なので、その日にやる予定の勉強で一番集中力が必要な勉強をしていました。
逆に、夕方以降は集中力が落ちてくるので、午前中の勉強と比べて集中力があまり必要のない勉強をしていました。
具体的には、先ほどのルーティンの中の、勉強①と勉強②は、数学、物理、化学などの理系科目を中心に勉強して、勉強③は英語、国語などを中心に勉強し、勉強④は英単語、地理など暗記物の勉強を中心にしていました。
ポイント⑤適切なタイミングで休憩を入れる
私は、勉強①などの時間はずっと勉強していたわけではありません。集中力が切れてきたなと感じたタイミングで休憩を入れるようにしていました。
また、休憩の入れ方も時間帯によって変えていました。
まず、昼食を食べるまでは、かなり集中力が続くため、何分勉強したら休むというのは決めずに、集中力が切れてきたと感じてから10分間休憩するようにしていました。
次に、昼食を食べたあとは、だらけてしまいやすいため、何分勉強したら休むということを決めていました。
具体的には、上のスケジュールの場合は、勉強②の時は、45分勉強して10分休憩、勉強③の時は50分勉強して10分休むというように決めていました。
だらだらと勉強してしまいやすい時は、このように時間を決めて勉強するのがおすすめです。
ポイント⑥昼食にあまり時間をかけない
私は、宅浪している時は、昼食に時間をかけないようにしていました。
なぜなら、午前中はかなり良いペースで勉強できることが多く、その流れを途切れさせたくなかったからです。
私の場合は、宅浪していた時の昼食はカロリーメイトなどだけで済ませることが多かったですが、手軽に食べられるもので、かつ栄養をしっかりとれるものを食べることをおすすめします。
ただ、食べ過ぎると眠くなってしまうので、朝食と同様、食べ過ぎには注意した方が良いです。
ちなみに、昼食の時間が遅いのは、午前中の高い集中力で勉強できる時間を長くするためです。
ポイント⑦昼寝をする
昼寝をすることで、勉強の疲れが取れたり、集中力が向上したり、勉強した内容が記憶に定着しやすくなるなど、多くのメリットがあります。
私も、受験生の時はよく昼食を食べたあとに15分程度の昼寝をしていました。
また、昼食を食べたあとにそれほど眠くない場合は、さきほどのスケジュールでいうと勉強②の休憩中に昼寝をしたりしていました。
ポイント⑧こまめに運動する
さきほどのスケジュールを良く見てみると、こまめに運動する時間が確保されていることが分かります。
運動をすることは心身の健康だけでなく、勉強にも良い効果をもたらします。運動をすると気分がよくなり、勉強のモチベーションも上がります。さらに、運動をすることで、勉強の効率が上がるとも言われています。
休憩中はちょっとしたことでも良いので運動をすることをおすすめします。
個人的にとくにおすすめなのは、ランニングと筋トレです。ただ、やり過ぎると疲れてしまい、かえって勉強の集中力が落ちてしまうので、適切な強度で運動すると良いです。
ポイント⑨1日の中に自分にごほうびを与える時間をつくる
1日中勉強しているとどうしてもストレスが溜まってきます。そのストレスを解消するためにも、自分にご褒美をあたえる時間をつくるといいと思います。
私の場合は、夕食後に30分だけ自分がしたいことをする自由時間をつくっていました。この時間があったため、夕食まで集中して勉強を頑張ることができていたと思います。
この時間に自由時間を設けた理由としては、夕食後が一番勉強の集中力が低いなと感じていたからです。
朝食と昼食をお腹いっぱいになるまで食べていないため、夕食は満足するまで食べるようにしていたし、夕食の時間まで集中して勉強していると疲れが溜まってしまうため、夕食後は集中力が下がってしまいやすいと感じていました。
そのため、どうせあまり集中して勉強できないなら、自由時間にしようと思い、自由時間をつくりました。
その結果、毎日モチベーションを維持して勉強することができていたと思います。
ただ、自由時間から勉強に戻れないということもあると思うので、何分間にするとか、時間は決めた方がいいと思います。
私は自由時間が終わったら風呂に入ってストレッチをして、リフレッシュしてから勉強に戻るようにしていました。
ポイント⑩寝る前にその日の勉強の復習と次の日にやる勉強を決める
まず、寝る前にその日の勉強の復習をすることで、その日に勉強した内容を記憶に定着させやすくします。さきほども書いたように次の日の朝にも復習するとさらに勉強した内容が定着しやすくなります。
また、寝る前に次の日にやる勉強を決めておくことで、次の日も勉強を始めやすくなります。また、何を勉強しようか迷わなくなるため、勉強の効率が上がります。
そのため、寝る前には次の日の勉強のto doリストなどをつくっておくとよいと思います。
私は、毎日寝る前に、次の日にやる勉強を、起きてから昼食までにやる勉強、昼食後から夕食までにやる勉強、夕食後から寝るまでにやる勉強の3つに分けて白紙に箇条書きしていました。結構効果があったなと思うのでおすすめです。
ポイント⑪十分な睡眠時間を確保する
勉強効率を維持するためにも十分な睡眠時間を確保することは重要です。もし、睡眠時間が足りていなかったら、次の日の勉強の効率は下がってしまいます。
また、受験は長期戦です。勉強効率の高い勉強を継続することがとても重要です。
睡眠不足は長期的にもあまりよくありません。受験という長期戦を戦抜くためにも、毎日十分な睡眠時間を確保するべきだと思います。
人によって十分な睡眠時間は違いますが、私の場合は7~8時間は必要でした。
いろいろな睡眠時間を試してみて自分にあった睡眠時間を見つけることができるとよいと思います。
まとめ
今回は、私の宅浪時代の1日のルーティンを紹介しました。
実は、私は今回紹介したルーティンを、毎日紹介した時間どおりに完璧にこなしていたわけではありません。たまに起きる時間や寝る時間が遅くなったりすることもありました。
しかし、だいたいは今回紹介したルーティンのような流れで1日を過ごしていました。
皆さんも勉強する日の1日のルーティンを自分なりにつくっておくことで、勉強の効率が上がっていくと思います。
ぜひ、今回紹介したルーティンを参考にして、自分なりの1日のルーティンをつくってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
追記
1週間のルーティンに関する記事も投稿したので、よかったら読んでみてください。
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