今回からは、医学部合格までの道のりシリーズということで、高校1年生編、高校2年編、高校3年編、そして宅浪編に分けて、私の受験体験談を書いていきたいと思います。具体的には、
・どのように過ごしていたか
・どのくらい勉強していたか
・どのように勉強していたか
・もっとこうした方が良かったと思ったこと
・もし今の自分がその当時に戻ったらどのように勉強するか
など
このようなことを書いていきたいと思っています。
今回は高校1年生編ということで、私の高校1年生の時についての話を書いていきたいと思います。
※この記事は長いので、読みたいところだけ読むという読み方でも大丈夫です。
目次
・高校1年生の時の生活
・高校1年生の時の勉強時間
・高校1年生の時にしていた勉強
・高校1年生の時にやっておけばよかったと思うこと
・現在の高校1年生に向けたアドバイス
・終わりに
高校1年生の時の生活
私が高校に入学した頃はちょうどコロナが流行りだしたころで、入学して3日後くらいからすぐに休校になってしまい、6月の上旬までは学校に行けず、外にも出れず、ずっと家に引きこもって生活する日々が続いていました。そこで何をしていたかというと、もちろん、勉強するわけがなく、ずっと中学校の友達とゲームをしていました(笑)。ただ、休校中にやらなければいけない課題が大量にあり、提出期限の1週間前までは少ししか手を付けず、締め切りまで1週間を切ってからめちゃめちゃ焦って課題をやっていたのを覚えています。また、zoomを使ったオンラインでの授業も5月のゴールデンウィーク明けから始まっていた気がします。それでも、オンライン授業の時や課題をやっている時以外は、コロナ休み中は第一志望の高校に合格した喜びと達成感に浸って、ひたすら家でゴロゴロしていました。
コロナ休みが明けて学校が始まると、徐々に授業も本格的に始まっていきました。最初の頃は中学校までの授業と高校までの授業のスピードの差に圧倒されたのを覚えています。とにかく、授業のスピードが速く感じました。予習をしないと全然授業の内容を理解することができないし、その予習にも時間がかかる。そして、私はサッカー部に入ったのですが、サッカー部の活動もほぼ毎日あり、授業の予習がまったく間に合いませんでした。そこでどうしたかというと、予習の時点で全て理解するということをあきらめました。授業の予習は最低限にして、復習を中心にやるようにしました。何なら、予習を全くしない科目もありました。ここら辺の勉強に関しては後で詳しく書きたいと思います。
高校に入学して時間がたち、高校生活に慣れてくると、平日は学校にいって、授業が終わったら部活をして、部活が終わったらご飯を食べて、風呂に入って、ゲームをして寝るという生活を送っていました。土日や祝日はだいたい部活があって、部活がない日は、友達と遊んだり、家でひたすらゴロゴロしていました。こんな生活をしていたら勉強なんてほぼできるわけないですね(笑)。というか、する気もありませんでした(笑)。勉強したとしても授業の宿題と授業の復習をほんの少ししかしていませんでした。ただ、恥ずかしい点数は取りたくなかったので、定期テストの前などは平均点は越えられる程度に勉強していました。
高校1年生の時の生活をまとめると、とにかく自分がやりたいことばかりをやっていたと思います。部活をしたり、ゲームをしたり、友達と遊んだり、家でゴロゴロしたり…。勉強は本当に最低限のことしかやっていなかったと思います。ここからは、私が最低限やっていた勉強について書いていこうと思います。
高校1年生の時の勉強時間
高校1年生の時からStudyplusで記録をつけていたのでその記録を公開しようと思います。記録した勉強時間は自分で勉強した時間のみです。
ざっとこんな感じです。1番勉強時間が長いのは5月ですね。これは、休校中に大量の課題がでていたので、そのせいだと思います。あと勉強時間が長いのは11月と2月ですね。この月は定期テストや模試などテストが複数あったので勉強時間が長くなってます。逆に、1番勉強時間が短いのが8月ですね。8月は夏休みで遊びまくってたのでめっちゃ短くなってます(笑)。
高校1年生の時にしていた勉強
私が高校1年生の時にしていた勉強は主に以下の3つです。
- 授業の予習・復習
- 定期テストの勉強
- 定期テスト・模試の復習
これからひとつずつ順番に解説していきたいと思います。
①授業の予習・復習
私が高校1年生の時に受けていた授業は現代文、古典、数学、コミュニケーション英語Ⅰ、英語表現Ⅰ、物理基礎、生物基礎、現代社会でした。私の高校では、2年生の時に文系と理系に別れるため、1年生の時は全員が同じ授業を受けていました。ちなみに、コミュニケーション英語は英語長文を読む授業、英語表現は英文法や英作文などを中心に扱う授業です。これから、私がやっていた予習・復習法について簡単に説明したいと思います。詳しく書くと長くなってしまうので、詳しい授業の予習・復習法についてはまた別の記事で書こうと思います。
まず、予習についてですが、予習はほとんどやっていませんでした。なぜかというと、効率があまりよくないからです。簡単に理由を説明すると、まず、予習は何も分かっていない状態、つまり全体像が分からないまま自分で勉強することになります。そうなると、当然理解するのにも時間がかかりますし、重要なところも分かりません。そのため、自分で0から勉強することに時間を使うよりも、授業である程度理解したあとで自分で勉強することに時間を使った方が理解するスピードも速くなるため、かなり効率が良いと思います。予習は本当に最低限でいいと思います。
私がやっていた予習は、
- 次の授業で扱う範囲の教科書のページをざっと見ておく(数学)
- 分からない単語の意味を調べておく(コミュニケーション英語、古典)
これだけです。現代文、物理基礎、生物基礎、現代社会に関しては全く予習をしていませんでした。何なら現代文、生物基礎、現代社会の授業はほとんど聞かずに睡眠時間にしてました(笑)。この3つの授業は受験に役立たないし、好きでもなかったので全く勉強していませんでした。
次に、復習についてですが、ちゃんと復習していたのは英語だけでした。英語は、その日に授業で扱った英文を5~10回音読していました。他の教科はその日に取った授業のノートを寝る前にざっと眺める程度しかやっていませんでした。
②定期テストの勉強
定期テストの勉強は必ずやるようにしていました。ただ、科目の数が多いので、受験に役立ちそうな科目をしっかり勉強して、あまり役に立たなさそうな科目はほどほどに勉強していました。具体的には、
コミュニケーション英語、英語表現、数学、物理基礎→平均点+20点くらい
古典→平均点+10点くらい
現代文、生物基礎、現代社会→平均点くらい
これくらいを目安にして勉強していました。私の高校は定期テスト対策をする人はあまりいなかったので、それほど勉強しなくても、現代文、生物基礎、現代社会は平均点くらいは取れていました。(たまに下回ることもありました。)ただ、数学だけはちゃんと勉強する人が多かったので、数学の勉強はけっこうしていました。
③定期テスト・模試の復習
模試の前にはそれまでの定期テストや模試の復習はしていました。定期テストの復習は数学だけやっていました。定期テストや模試の復習法に関しては説明するとかなり長くなってしまうので、ここでざっくりと説明すると、
英語→音読
数学、物理→解きなおし
国語、社会→とくになし
こんな感じです。私は国語と社会は二次試験で使う気がなかったので国語と社会の勉強には力を入れていませんでした。逆に、成績が伸びるのに時間がかかる英語と数学だけは少しだけ力を入れていました。
高校1年生の時にやっておけばよかったと思うこと
私が高校1年生の時にやっておけばよかったなと思うことは、このひとつだけです。それは、
第一志望校を決める
ということです。
なぜ第一志望校を高校1年生の時に決めた方が良いのか。それは、
- 第一志望校を決めることで勉強に対するモチベーションが上がる
- 今後の勉強の方針がはっきりする
- 第一志望校にいきたいという強い気持ちが、つらい時に自分を支えてくれる
などのメリットがあるからです。
私自身は、高校1年生の時には第一志望校は決まっておらず、ただ理系に進んでそこそこ良い大学に進学できればいいとしか考えていませんでした。実際、私が第一志望校を決めたのは、高校2年生の1~2月くらいでした。それまでは本当に勉強をしていなかったので、当然、1年間の受験勉強では第一志望校には合格できず、浪人することになりました。あともう少し早く受験勉強を計画的に始めていれば、現役で第一志望校に合格できたかもしれないと思うと、後悔しかありません。
後悔のない受験をするためにも、第一志望校はなるべく早めに決めておくことが大切だと思います。高校1年生のうちは時間があるので高校1年生のうちに第一志望校を決めておくことをおすすめします。遅くても、高校2年生の夏までには決めましょう。
現在の高校1年生に向けたアドバイス
現在の高校1年生が、1年生のうちにやっておいた方がよいと思うことは、
- 第一志望校を決める
- 受験勉強の計画をある程度立てておく
- 自分の勉強のスタイルを確立しておく
- 勉強以外のことをたくさん経験する
この4つです。以下、順番に解説します。
①第一志望校を決める
これに関しては先ほど説明したので省略します。
②受験勉強の計画をある程度立てておく
第一志望校を決めたら、共通テストや2次試験で使う科目とその配点が分かると思うので、それを調べた上で、どうやって勉強していくかをざっくりでいいので考えて紙などに書いておくとよいと思います。具体的には、どの問題集・参考書をいつまでに終わらせるかを考えておくとよいと思います。おすすめの問題集や参考書はインターネットで調べれば出てくると思うので、その情報をもとに何を使うかを決めるのがおすすめです。これを自力で行うのが難しいという人は、塾などを利用して、受験のプロに相談するとよいと思います。逆に、自分で受験勉強の計画を立てることができれば、塾に通わずとも国立の医学部に合格はできると私は考えています。(私は高校3年間と浪人の1年間は全く塾に通っていませんでした。)
このブログでも、私が使っていた問題集や参考書を紹介していきたいと思っています。また、私が勉強法を調べるために使っていたものも紹介していきたいと思っています。
③自分の勉強のスタイルを確立しておく
なるべく早い段階で自分の勉強のスタイルを確立しておくと、その後の勉強の効率がかなり上がります。本格的な受験勉強が始まるまでに、いろんな勉強法を試してみて、自分にあった勉強法を見つけておくと、受験勉強をスムーズに進めることができます。
④勉強以外のことをたくさん経験する
正直、高校1年生のうちは、勉強よりも勉強以外のことにたくさん打ち込んだ方がよいと思います。学年が上がるにつれて勉強が大変になっていくので、時間がある高校1年生のうちに自分がやりたいことをできるだけやっておいた方がいいです。友達と遊んだり、部活に打ち込んだり、恋愛をしたり、趣味に没頭したり、、、。勉強に関しては、第一志望を決めて、受験勉強の計画をざっくり立て、自分の勉強のスタイルを確立できていれば十分だと思います。受験勉強の計画を立てておけば、どのくらい勉強すればいいかだいたい分かるので、自分がやりたいことに使える時間もだいたい分かると思います。その時間を自分が好きなように使いましょう。受験勉強が本格的に始まったら、自分のやりたいことができなくなります。だからそれまでは、自分がしたいことをなるべくたくさんしておきましょう。これが意外と受験期にメンタルを支えてくれたりします。
終わりに
書きたいことを書いていたらいつの間にか長い記事になってしまいました(笑)。とにかく、高校1年生のうちは勉強も勉強以外のことも含めていろんなことに挑戦していくとよいと思います。高校1年生のうちにしかできないことをたくさんしてください。それが自分自身を成長させてくれるはずです。
最後に、長い記事になってしまいましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。次は私が高校2年生の時についての記事を書きたいと思います。
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